悪党密談

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角　「サマー・ジャンボ、もうじき発売だね。」

文　「8月12日当選発表！」

ナ　「1等2億円かぁ・・・」

角　「居たいた、身近にいたよ」

文　「何？」

角　「１等の組違い賞だった人。」

文　「2億円かと思ったら10万円だったンだね。」

夏　「何に使ったの？」

角　「入歯。歯医者の治療費で足が出たって。」

ナ　「見晴荘の4人みたいな人もいたよ。」

ひ　「どんな人？」

ナ　「寿司屋のカウンター・デビューのためにシュミレーションした人。」

夏　「居るンだ、そんな人。」

ナ　「でも、あたしもやるかもカウンター・シュミレーション。」

ひ　「廻らないお寿司、食べたいなァ。」

角　「買ってみるか、サマー・ジャンボ。」

文　「エ〜買うの？当たりっこ無いよ。」

角　「買わなきゃ当たらない！」

ひ　「そうだよ、夢 買おうよ。」

夏　「角おじさんのお小遣いで。」

角　「エッ？」


この夏、寿司屋のカウンターに並ぶ悪党が居たら・・・もしかして当たったのかも？



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