悪党密談
ゴジラ vs ウルトラマン
忙しい日々の合間、唯一の娯楽でお正月映画２本を観てきました。
ようやく作った時間で、この２本「懲りないねぇ」と言われながらも
『ファイナル』の言葉に釣られ（騙され）てしまいました。
この２本を比べれば「ウルトラマン」の方が好感を持てたかな。
科学特捜隊もウルトラ警備隊も登場しないで、自衛隊が頑張って(？)いる。
主人公が妻子持ちで、何故自分がウルトラマンなのか、なぜ命をかけて戦わなければならないのか
悩む姿を描いた点はリアル感があってよかったかな。
でもＴＶのスペシャル版という感じが残るのは何故だろう。・・・☆☆（ちょっと甘いか？）
「ゴジラ 〜ファイナル・ウォーズ〜」 ・・・。アイドル映画と思えば腹も立たないか・・・。
これ以上のコメントが浮かばない。・・・☆☆☆☆（これでも甘いか！）
平成ガメラ、ゼブラーマン、ゴジラ、ウルトラマンといくつかの空想特撮映画を観たけど、
面白さの違いは何だろう。
やっぱり世界観とリアル感か。
ガメラの新たな世界観を作り上げるために過去のイメージを捨てることを許した大映に拍手。
どんなにあり得ないドラマでもそれを取り巻く世界観がしっかり創られていて、
そこに登場する人物たちの感情の流れがリアルだと、空想のドラマが現実として存在し始めるんだよね。
ガメラはガメラとして最後まで人間に媚びず、
自分の使命を貫き、傷つきながらも無数のギャオスに立ちむかうラスト・シーンは忘れられない。
ゴジラは東宝専属俳優として最後まで東宝に媚び、
東宝の使命を貫き、「またしても復活」の道を残し去っていくラスト・シーンは、ある意味忘れられない。
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